もう子供からの質問に怯えている私ですが、5月5日にこどもの日が来るのでそろそろ聞かれるかも?と考えて先に調べてみました^^;
こどもの日の由来とか、なぜ端午の節句と言うのか?はたまた、鯉のぼりや兜はなぜ飾るのか?
聞かれる前に調べて準備をしましたが、聞かれなかったらどうしましょうか?
こっちからふってみようかな・・・・・。
- こどもの日の意味とは?
- どこの国から始まったのか?
- 5月5日は「こどもの日」で端午の節句。由来を調べてみた
- なぜこどもの日に鯉のぼりと兜を飾るのか?
「パパッ!こどもの日ってなんで5月5日なの?」もうすぐ2015年のその日が来るのですが、この質問を想定して調べたっす!これらが分かれば、子供を納得させられると思い調べてみました^^
この記事で書かれている内容は.....
こどもの日の意味とは?
こどもの日とは、日本における国民の祝日の一つになります。日付は5月5日。
祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨であると1948年に制定される。
また、ゴールデンウィークを構成する日の一つでもあります^^
どこの国から始まったのか?
バレンタインデーなど含めて、私は勝手に鯉のぼりや兜の製造メーカーが仕掛けていると思い込んでいましたが違ってたんですね。ちまきや柏餅も販売会社が行う販売戦略の一環だと思ってましたから・・・・・。
でも、こどもの日の始まりが日本ではないことに恥ずかしながら驚いちゃいました!
5月5日を端午の節句とする風習は、紀元前3世紀の中国、楚で始まったと言われていますがご存知でしたか?
紀元前3世紀から端午の節句があったなんて・・・・・。中国から始まる由来ってやっぱ多いですよね^^;
それが広まるって事はやはりビジネスが絡んでいるからとしか思えないのですが・・・・・。
5月5日は「こどもの日」で端午の節句。由来を調べてみた
実はここでも中国がでてきます^^; 中国恐るべしっ!!
旧暦では十二支の「午(うま)の月」は5月にあたり、この午(うま)の月の最初の「午の日」を節句として祝っていたものが、後に5が重なるこの月の5日が「端午の節句」の日になったと言われています。
ここで十二支が出てきましたが、この十二支も起源は中国なんです。端午の節句は古代中国で考えられ、日本に伝えられたとされています↓
十二支 | 日本語 | 中国語 | 月 |
子 | ね | ツー | 11月 |
丑 | うし | チョウ | 12月 |
寅 | とら | イン | 1月 |
卯 | う | マオ | 2月 |
辰 | たつ | チェン | 3月 |
巳 | み | スー | 4月 |
午 | うま | ウー | 5月 |
未 | ひつじ | ウェイ | 6月 |
申 | さる | シェン | 7月 |
酉 | とり | ヨウ | 8月 |
戌 | いぬ | シュー | 9月 |
亥 | い | ハイ | 10月 |
端午の節句の「端」は物の「はし」という意味になります。つまり「始り」という意味になります。元々なんですが、「端午」は「月の始めの午の日」のことになります。後に、「午」は「五」に通じることから毎月5日となり、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったと言われています。
端午の「午(ご)」と数字の5月の5(ご)が同じ発音なので、5月5日になったとも言われています。
さらに、5月5日は古来から端午の節句として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていたようです。大正時代には「児童愛護デー」として活動を行っていた団体が存在しており、国会に「こどもの日」を祝日とする請願が寄せられた。その時に、5月5日を希望するものが多かったためとも言われています。
さらに、奇数の月番号と日番号が重なる3月3日、7月7日、9月9日も節句になっているってご存知でした?私は、今まで全く知りませんでした!
中国ではこの日にお祓いをして邪気を払ったり、していたようです。それが日本にも渡って行事として残ったんですね。この時期に生える菖蒲(しょうぶ)を使って邪気を払ったそうです。
菖蒲は香りが強い薬草で、これをよもぎと一緒につるしてたんです。これは「厄払い」のために行われていました。
その後、鎌倉や江戸時代には菖蒲(しょうぶ)=勝負、尚武(しょうぶ)という言葉に通ずることから男の子の行事になったそうです。
※尚武=武というものを敬うというような意味。
結局は語呂合わせだという事ですね^^;
ここまでで、5月5日が端午の節句なのは分かった(ような気がする)のですが、なぜ鯉のぼりなのか?それを、追って調べていきました!
なぜこどもの日に鯉のぼりなのか?
これは全く知らなかったので、ウィキペディアより引用させていただきます^^;
こいのぼり(鯉幟)とは元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世と健康を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流しとも言う。現在はグレゴリオ暦(新暦)5月5日まで飾られ、夏の季語として用いられる。飾られる季節も変わり、イメージは「晩春の晴天の日の青空にたなびくもの」となった。 但し地方によりひと月遅れのグレゴリオ暦(新暦)6月5日までの地方もある(例 静岡県の西部地区他)。
引用元:ウィキペディア
サクッとお伝えすると、
将軍家に男の子が誕生すると「のぼりを立ててお祝いする」んですね。それが一般庶民にも広がって、武士に負けるかっ!という思いからのぼりに鯉を描くようになります。それが、後の鯉のぼりになるんです。
結局、武家で始まっているので今でも由緒正しきお家では立派な鯉のぼりが泳いでいるということですな^^
こどもの日をまとめてみると
- 5月5日の端午の節句は中国が起源
- 菖蒲で厄払いをしていた⇒尚武と同じ読み方⇒男の子のイベント行事
- 語呂合わせが基本で、5月5日は午が5(ご)で発音が同じなのが理由
- 鯉のぼりは将軍家に男の子が生まれるとのぼりを立てた⇒庶民にも広まり出世魚の鯉を描くことで子供の成長を祈ると共に、庶民の抵抗が伺える
ということになります^^
こどもの日を調べれば調べるほど、中国の歴史を調べていくことになるのでこの辺りにしますね^^
いつでも聞きにおいで!と待ち受けていますが、まだ聞きにきてません。このまま聞かないかもしれません。その場合は、こっちから聞いてみようかな^^;
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